こんにちは。
岡山県真庭市の移住支援員、フジモトです。
岡山県の県庁所在地は岡山市。
政令指定都市に指定されているほどの都市で、買い物施設や文化・エンタメなど、真庭市よりはるかに充実しています。
ぼくたち真庭市民も、休日は岡山市に遊びに行くこともあります(今はコロナで行けませんが)。
でも、真庭市に移住した当初、「岡山市にはどんな道順で行けばいいの?」と悩みました。高速道路はお金がかかるから、下道を使いたい・・・。
そこで今回は、真庭市から岡山市に向かうルートを5つ紹介します!
ぼく、フジモトは仕事のため真庭市と岡山市を行き来しています。
岡山市で農業をしているので、農繁期の6月・10月は毎週のように移動しています。
ただ道順を紹介するだけでなく、所要時間や道路状況、沿線のお店も紹介します。
真庭市は広いですが、岡山市に行く場合は今回紹介する道がメインでしょう。
検証に使うルートは、真庭市役所本庁舎→JR岡山駅とします。
真庭市に移住して間もない方、真庭市に移住を検討されている方は、ぜひご一読を。
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目次
下道で行くルートは4つ
出典:写真AC
①鹿田ルート:速さと安全性を両立したルート
【所要時間】約1時間20分
最初に紹介するルートは、県道66号線を通るルートです。
ぼくが1番使っている道です。
ルートは以下の通り。
国道181号→県道66号→県道31号→国道429号→県道72号→国道53号→岡山市中心部
このルートの特徴は、速さと安全性を両立している点です。
全線にわたって道幅が1.5車線以上なので、すれ違いも容易。
交通量も少ないので、急カーブにさえ気を付ければ、昼間は安全です。
夜は野生動物に注意しましょう。
ぼくはイノシシ・タヌキを目撃しました。
早ければ1時間20分で岡山市中心部に到着できます。
道沿いに休憩できるお店はありませんが、それが気にならないほど快適な道です。
ただし、冬場は凍結と雪に注意しましょう。
ぼくとしては最もおすすめしたいルートです。
②旭川ダムルート:最短距離だが酷道区間に要注意
【所要時間】約1時間30分
国道429号線を通るルートですが、旭川ダム沿いがいわゆる”酷道”区間です。
ルートは以下の通り
国道181号→県道30号→国道429号→県道72号→国道53号→岡山市中心部
アップダウンが少ない最短ルートです。
ガソリン消費が抑えられるのがメリット。
しかし、県道30号の旦土大橋以南は道幅が1.5車線で、片方は山、片方は川という怖い道路。おまけにスピードを出している車が多いので、運転に慣れていないうちは恐怖を感じます。
そして、注目すべきは国道429号線の旭川ダム沿い。
断崖絶壁のくねくねとした1車線道路が待っています。
退避スペースはあるものの、初めて走ったときは怖かったです。
おまけに落石があることも・・・。
でも、この”酷道”区間を抜ければ「道の駅 かもがわ円城」でひと休みできます。
また、小森温泉という小さな日帰り温泉もあります。
昼間は交通量が多いので、運転に自信のある方以外にはおすすめしません。
ただし、夜は交通量が少ないので、暗闇の運転に慣れている方にはおすすめです。
ぼくも夜に岡山市に移動するときはこの道を使っています。
③吉地区ルート:旭川ダムを迂回して国道429に出られる
【所要時間】約1時間30分
基本的に②と同じルートですが、旭川ダム沿いを通らずに、真庭市吉地区を通ります。
ルートは以下の通り。
国道181号→県道30号→県道370号→国道429号→県道72号→国道53号→岡山市中心部
県道370号線は「吉(よし)」という集落の生活道路。
少しだけ1車線区間がありますが、基本的に1.5車線以上です。
周囲も開けており、見通しも良いです。
旭川ダム沿いを走るよりはるかに安全です。
また、途中の「江与味第一トンネル」「大師山トンネル」は、国道429号線のバイパス区間です。
国道429号線の旭川ダム沿いは道路状況がひどいため、バイパス工事が進行中。
ですが、江与味第一トンネルから先が開通しておらず、工事をしている様子もありません。全線開通はいつになるやら・・・。
バイパスさえ開通すれば、岡山市へのアクセスがグッと改善されます。
国道429号線に入った後は、②のルートと変わりません。
道の駅かもがわ円城と小森温泉も通ります。
②より安全で休憩スポットもあるので、こちらもおすすめです。
④津山経由ルート:最も安全だが時間がかかる
【所要時間】2時間
ずっと2車線道路なので安全性は抜群ですが、距離と交通量の多さから時間がかかります。
ルートは以下の通り。
国道181号→県道159号→県道70号→国道53号→岡山市中心部
Google Mapでは所要時間1時間35分と出ましたが、交通量が多く(特に国道53号線)、信号も多いため、実際は2時間近くかかります。
ですが、道幅が広いので安心して運転できます。
運転に慣れない方は、まずはこの道を使うといいでしょう。
沿線には「道の駅 久米の里」「道の駅くめなん」と、2つの道の駅があります。
ほかにも、カフェやラーメン屋などの飲食店が充実しています。
岡山市からの帰りに、晩ご飯を食べて帰ることもできます。
雪道の運転に慣れていないうちも、このルートがおすすめ。
主要道路なので除雪が入りますし、交通量が多いので基本的に雪は溶けます。
ぼくも、積雪があるときはこのルートを使っています。
また、大雨で①②③のルートが危険なときも、こちらのルートを使いましょう。
時間はかかりますが、安全に行って帰りたい方はこちらのルートもいいでしょう。
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高速道路は速いけど下道-10分程度
【所要時間】約1時間10分(落合IC→岡山IC)
もちろん高速道路を使うという手もあります。
真庭市内には、以下の5つのインターがあります。
()は岡山までの普通車料金です(2021年7月現在)。
- 久世IC(2,060円 休日のETC料金は1,440円)
- 落合IC(1,790円 休日のETC料金は1,250円)
- 北房IC(1,620円 休日のETC料金は1,130円)
- 湯原IC(2,400円 休日のETC料金は1,680円)
- 蒜山IC(2,880円 休日のETC料金は2,020円)
真庭市中心部から岡山市にアクセスする場合、使うのは落合ICです。
高速道路はスピードを出すだけでいいので、おそらくどの下道よりも安全です。
スピードの出しすぎにさえ注意すれば、快適に岡山市内にアクセスできるでしょう。
しかし、少し迂回したルート取りになるので、所要時間は下道-10~15分程度。
往復の高速道路料金が気になるなら、下道を通ったほうがいいでしょう。
ぼくも急ぎのとき以外は基本的に使いません。
「急用だからできるだけ早く着きたい」「疲れたから早く帰りたい」というときはおすすめです。
高速バスを使うという方法もある
出典:写真AC
自家用車で行く以外に、真庭市内ー岡山駅間を高速バスが運行しています。
便は1日4往復。
料金は、往復で以下の通りです
- 落合エリアから乗車:2,500円
- 勝山エリアから乗車:2,700円
岡山市中心部は駐車場代が高いので、バスを使うのもおすすめですよ。
【リンク】勝山~岡山線 時刻表(中鉄バス)
まとめ:おすすめは①・③ルート
真庭市から岡山市中心部へアクセスする際のルートについて紹介しました。
ぼくがおすすめするルートは①と③です。
早く安全に行きたい方は①、途中休憩したい方は③を使いましょう。
慣れてしまえば、岡山市へのアクセスはあっという間です。
ショッピングや映画鑑賞、カフェ巡りなど、たまには都会もいいものです。
岡山市に行くときは、ぜひ今回紹介したルートを使ってみてくださいね!
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