【暮らして分かった!】古民家暮らしのメリット・デメリット

田舎暮らし

古民家暮らしがしたい!

田舎に移住して、古民家に住むことに憧れている方は多いと思います。

  • 自分好みにリノベーションしたい
  • 古民家カフェを開きたい
  • 古き良き日本の暮らしを味わいたい

こんな憧れ、ありますよね。

でも、古民家暮らしは注意することがたくさんあります。

僕、藤本一志庭市の移住支援員&真庭市への移住者です。
移住して半年ほどは”古民家”で暮らしていました。
また、移住前にも、お試しで1年ほど借りていました。

古民家での暮らしは快適でしたが、思わぬデメリットも多いのです。

だから、この記事では以下のことを紹介したいと思います。

  • 古民家暮らしのメリット・デメリット
  • 古民家暮らしの注意点
  • 古民家暮らしに役立つ助成金

古民家暮らしに憧れている方、古民家を購入してこれから住む方はぜひご一読を。

古民家とは?

どんな建物を”古民家”というのでしょうか?

一般社団法人全国古民家再生協会では、以下のように定義されています。

一般的に古民家とは建築後50年経過した建物とされるが、一般社団法人全国古民家再生協会での「古民家」の定義は、昭和25年の建築基準法の制定時に既に建てられていた「伝統的建造物の住宅」すなわち伝統構法とする。

引用:一般社団法人全国古民家再生協会公式HP

伝統構法とはおおむね以下の特徴です。

つまり、木造で築50年以上で土間や梁のある建物は”古民家”と呼んでよさそうです。
岡山県真庭市に限らず、田舎ではこのような古民家はたくさんあります。

古民家暮らしのメリット

まずは古民家暮らしのメリットを3つ紹介します。

広々とした空間

1つ目のメリットは、とにかく『広い』ことです。

多くの古民家は間取りが広く、部屋数も多いのが特徴です。
僕の住んでいた古民家も20畳が1部屋、8畳が2部屋、6畳が2部屋、10畳ほどのキッチン、10畳ほどの応接スペースと、とにかく広かったです。

そのため、友人が遊びに来てもまったく問題ありませんでした。

むしろ、1人で住むには広すぎるくらい・・・

ご家族で暮らすにはもちろん、改装すればカフェやゲストハウスに使えるほどの広さですよ。

昔ながらの落ち着いた雰囲気

2つ目のメリットは、日本家屋独特の落ち着いた雰囲気です。

現代の住宅には少ない、”まるで時が止まったかのような”雰囲気を日常的に味わえます。

畳や梁、土間、立派な木を使った柱など、伝統的な日本家屋の雰囲気は素晴らしいです。

のんびり過ごすには最適です。
また、勉強や在宅ワークにも集中できる空間です。

家庭菜園が楽しめることが多い

多くの古民家には家庭菜園がついています。
僕の住んでいた古民家も、家の裏に広々とした土地がありました。

大家さんから「好きに使っていいよ」と言われたので、開墾して畑にしました。
ナス・ミニトマト・ピーマン・大根・カブ・水菜など、さまざまな季節の野菜を栽培しました。

「田舎暮らしで家庭菜園をやってみたい」という方は、家庭菜園つきの古民家を探してみましょう。

ちなみに写真は僕の家庭菜園です。
苗の定植&種まきが終わった後の光景ですね。
開墾から畝立て、定植まで、大変でしたが楽しかったです。

また、田舎暮らしでは、農業といってもたくさんあります。
田舎暮らしの農業については、こちらの記事も参考にしてくださいね。

古民家暮らしのデメリット

古民家暮らしにはデメリットもあります。
僕が古民家に暮らして苦労した点を3つ紹介します。

虫が多い

古民家暮らしで1番苦労した点は”虫が多いこと”です。

特に多いのが”カメムシ”でした。

冬から春にかけて、家の中でたくさん見かけました。

越冬のために、暖かい家の中に入ってくるからです。
わずかな隙間でも入ってきます。

何もしなければ被害はないのですが、少しでも刺激すると臭いにおいを発してきます。
本当にたくさん見かけたので、駆除しても駆除してもキリがありませんでした。

対策方法は、見かけたらガムテープやペットボトルで捕まえることです。
カメムシは動きが鈍いので、簡単に捕まえられます。

地味ですが、ペットボトルのカメムシ捕獲装置を用意して、1匹1匹捕まえましょう。

ちなみに、カメムシの他には蛾・ゴキブリ・ハエ・アシダカグモを見かけました。
アシダカグモは益虫なので見逃すとして、他の虫はホームセンターのグッズで対策しました。

中でもゴキブリはたくさん出たのですが、ワンプッシュスプレーを使うとまったく出なくなりました。
個人的には、古民家暮らしの必須アイテムだと思います。



床や壁と違って、古い水回りを直すのはお金がかかります。水回りが古い

古民家はトイレや水道、お風呂などの水回りが総じて古いです。
特に、トイレは汲み取り式のところもあります。

古民家暮らしには憧れるけど、水回りはキレイで清潔なほうがいいですよね。

自治体によっては水回り改修の補助金があるので、直したい方は利用するのがおすすめ。
お住いの地域はどうか、行政機関に確認してみましょう。

ちなみに、僕が住んでいた古民家も水回りは古かったです。
だから、トイレは簡易水洗式に改修してもらいました。
お風呂は「まぁ使えるかな」という程度でしたので、そのまま使いました。

冬はすき間風で寒い

古民家の冬は寒いです。

断熱材がなく隙間だらけなので、すきま風がどんどん入ってきます。
暖房をかけても暖まりにくいです。

冬の早朝は室温が1桁になることもありました。
朝、布団から出るのが大変です。

暖かい地域は大丈夫ですが、東北や北陸など、寒い地域の古民家に住む場合は注意しましょう。
断熱・気密性アップのリノベーションは必須です。

古民家暮らしの注意点

メリット・デメリットをふまえたうえで、古民家暮らしの注意点を2つ紹介します。

リフォーム・リノベーション前提

価格の安い物件を中心に、基本的に古民家はリフォーム・リノベーション前提です。
リノベーションしないと、まともに住めない物件もあります。

床や壁が古いのはDIYでなんとかなることもありますが、大変なのが水回り。
デメリットでも紹介しましたが、素人にはDIYの難易度が高く、プロに発注するとそれなりの費用がかかります。

古民家は安く買えますが、改修費用まで考えると、必ずしも安く住めるわけではありません。

もちろん、改修がほとんど必要なく、すぐに住める状態の物件もあります。
ただ、そういった物件はすぐに売れてしまうことが多いので、見かけたら購入に踏み切るのもアリです。

耐久性・耐震性に不安あり

築50年以上となると、1981年6月以前の旧耐震で建てられた物件です。
そのため、多くの古民家は耐久性・耐震性に不安があります。

築100年以上の建物があるのも事実ですが、現在の耐震基準を満たしておくほうが安心。

不安な方は、1度耐震診断を受けることをおすすめします。

リフォーム・リノベーションに使える補助金もある

古民家に暮らすにはメリットも多い反面、デメリットも多くありました。
特にリノベーションや水回りの改修に費用が必要です。

すべて自己負担しようとすると、多くのお金を準備する必要があり大変です。

そんなときは、各自治体の補助金を活用しましょう。

例えば、真庭市では「空き家活用定住促進補助金」があります。
真庭市に転入後3年以内など、市の定める規定を満たす方を対象に、空き家の取得・改修に対して補助金がもらえます。

また、自治体によっては水回りの改修補助がある地域もあります。

あなたの移住希望先、住んでいる地域にはどんな補助金があるのか、1度確認しておきましょう。

まとめ:デメリットも多いけど、古民家暮らしは落ち着くよ

古民家暮らしのメリット、デメリットについて紹介しました。
まとめると以下の通りです。

メリット

  • 広々とした空間
  • 昔ながらの落ち着いた雰囲気
  • 家庭菜園を楽しめる物件が多い

デメリット

  • 虫が多い(特にカメムシ)→ 対策グッズ・カメムシ捕獲装置
  • 水回りが古い → 補助金を活用しつつ、専門業者に頼んで改修しよう
  • 冬はすきま風で寒い → リフォーム・リノベーション

比較すると、デメリットは大きいです。
それでも、僕は古民家の落ち着いた雰囲気や家庭菜園ができる環境が大好きでした。
引っ越したのは職場の近くに家が見つかったからです。

実際に住んでみると、広々としていてリラックスできますし、家庭菜園の新鮮な野菜を楽しめます。

「田舎に移住して古民家に住みたい」という気持ちをお持ちなら、僕のように、まずは借りて住んでみるといいですよ。

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