まとめ

【移住者が解説】真庭市の魅力を10個紹介!

真庭市の魅力ってなに?

「自然が豊か」とか「食べ物が美味しい」はよく聞くけど、真庭ならではの魅力ってないの?

このような疑問に答える記事です。

この記事では、真庭市の魅力を10個を、移住者の視点から紹介します

あくまで個人の見解ですが、真庭市ならではの魅力を中心に紹介しています。

真庭市を訪れる際や、真庭市への移住を検討する際の参考にしてください。

このブログを書いている人:藤本一志

  • 真庭市への移住者
  • 真庭市の移住コンシェルジュ
  • 仕事・プライベートともに真庭市を満喫中

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真庭市とは

真庭市とは

真庭市は、岡山県の北部に位置し、鳥取県と県境を接する市です。
2005年に9つの町村が合併して誕生しました。

岡山県で最大の面積を誇る自治体で、東京23区や琵琶湖よりも広いのが特徴です。
人口は約43,000人(2022年1月時点)で、甲子園球場にすっぽり収まる程度。

観光地としては、雄大な牧草地の広がる蒜山高原や、露天風呂「砂湯」が有名な湯原温泉があります。

また、互いを尊重し、自分らしい暮らしを仲間と共に作っていく「真庭ライフスタイル」という考え方が大切にされています。

真庭市の魅力TOP10

私が思う真庭市の魅力TOP 10は以下の通りです。

  • エネルギーを自給している
  • 大きな地震が起こりにくい
  • 魅力的な人が多い
  • イベントが多い
  • 桜や紅葉を1ヶ月楽しめる
  • 食べ物が美味しい
  • 循環型社会の取り組みを進めている
  • 温泉が身近にある
  • 関西・岡山・鳥取にアクセスしやすい
  • 自然が豊か

それぞれについて、詳しく解説します。

真庭市の魅力①エネルギーを自給している

真庭の魅力①エネルギーを自給している真庭市は、木から電気を作る「バイオマス発電」に取り組んでいます。

真庭市は面積の8割以上を森林が占め、古くから林業が盛んな地域です。
しかし、製材の際に出る端材や間伐材などの未利用材の活用が課題とされていました。

そこで、2015年から未利用材を主な燃料として、バイオマス発電を開始。
年間7920万kWhの電力を供給しています。

これは、一般的な家庭の使用料(年間36,000kWh)に換算すると、約22,000世帯分。
真庭市の総世帯数は17,634世帯(2022年7月時点)なので、バイオマス発電だけで市内の全家庭の電力を賄えているといえます。

日本全体ではエネルギー自給が課題といわれていますが、真庭市ではすでにエネルギー(電力)の自給が達成されているのです。

真庭市の魅力②大きな地震が起こりにくい

真庭市の魅力②大きな地震が起こりにくい出典:J-SHIS Map(防災科学技術研究所)

日本は地震が多い国です。
南海トラフ地震や首都直下地震などの巨大地震も懸念されています。

しかし、真庭市は巨大地震のリスクが低い地域です。

防災科学技術研究所の発表によると、真庭市中・南部の多くは、今後30年間で震度6弱以上の地震に見舞われる確率が0.1%とされています。

実は、真庭市と同じような地域は、日本全国でも他に数カ所しかありません。

さらに

  • きれいな湧き水がある
  • 食料を自給している
  • エネルギーを自給している

という点から、災害時でも助かる可能性が高いといえます。

高速道路でのアクセスも良いため、物資の運搬という点でも強みがあります。

「絶対大丈夫」とは言い切れませんが、巨大地震に見舞われるリスクは低いといえるでしょう。

真庭市の魅力③魅力的な人が多い

真庭市の魅力③魅力的な人が多い真庭市に移住してから「真庭は人が観光資源」ということをよく聞きます。

「観光資源と呼べるほど人が魅力的」という意味です。

実際に住んでみると、個性豊かでおもしろい人が多いと感じます。
しかも、気軽に会いに行けるのですよね。

住民交流も盛んで、まるで地域全体が仲間のような感じです。

2022年には、真庭の魅力的な人々を紹介する冊子まで出来上がりました。
真庭市とお隣の新庄村で活躍する88人の人を紹介しています。

真庭市に来たら観光スポットに行くのも良いですが、真庭で暮らす人々と交流するのもおすすめです。

リンク:真庭の人びと2022

真庭市の魅力④イベントが多い

真庭市の魅力④イベントが多い真庭市は人口に対してイベントの数が多い地域です。
毎日のように、どこかで何かしらのイベントが開催されています。

2022年に真庭のイベント情報サイトManiColleに掲載されたイベントの数は、なんと404!

1日1つ以上のイベントが開催されている計算ですね。
休みの日でも退屈しません

中でも多いのは、飲食店や雑貨屋、ワークショップブースが軒を連ねる「マルシェ」
月に1回以上は開催されていて、毎回多くの人で賑わっています。

ManiColleバナー

真庭市の魅力⑤桜を1ヶ月楽しめる

真庭市の魅力⑤桜や紅葉を1ヶ月楽しめる真庭市は南北に60kmと長いため、桜が約1ヶ月楽しめます。

3月下旬になると、市内南部から桜が咲き始めます。
そして、市内北部の最も遅い地域で桜が見頃を迎えるのは、なんと4月下旬。

4月は毎週のようにお花見を楽しめます

私は写真を撮るのが趣味なので、春になると毎週末のように桜を撮りに出掛けています。
地域によってさまざまな風景が楽しめるので、春を存分に味わえますよ。

真庭市の魅力⑥食べ物が美味しい

真庭市の魅力⑥食べ物が美味しい出典:真庭観光局

田舎は農産物が新鮮で美味しいとよくいわれますが、真庭市も同様です。
直売所では、新鮮な野菜を安く買うことができます

春にはさまざまな山菜が並ぶなど、季節の恵みも楽しめます。

また、ジャージー牛乳とその乳製品も魅力
脂肪分が多く、濃厚な味わいが特徴です。

私が好きなのは、ジャージー牛乳を使ったシュークリームとプリン。
蒜山高原に行くと必ず買って帰ります。

真庭に来た際は、ぜひ味わってみてください。

真庭市の魅力⑦循環型社会の取り組みを進めている

真庭市の魅力⑦循環型社会の取り組みを進めている真庭市では、循環型社会の実現に向けて「バイオ液肥」の活用を進めています。

バイオ液肥とは、液体の肥料のこと。
市内の家庭や事業所から出る生ごみ・し尿・浄化槽汚泥を原料としています

バイオ液肥の取り組みは、ごみの削減を目的に始まりました。
専用プラントでのメタン発酵によって作られ、市内各所で無料配布されています。

そして、農家や家庭菜園で使われ、できた野菜を食べるという循環が成り立っています。

私も家庭菜園でバイオ液肥を使っていますが、手軽に使えるうえに無料なので重宝しています。

バイオ液肥|真庭市の循環型社会の取り組みを徹底解説真庭市の循環の仕組み「バイオ液肥」について解説します。また、バイオ液肥の使い方やできるまでの過程、注意点なども、筆者の体験を交えて紹介。バイオ液肥事業について学べるツアーも紹介しているので、SDGsや持続可能社会などに興味がある方はぜひご一読を。...

真庭市の魅力⑧温泉が身近にある

真庭市の魅力⑧温泉が身近にある湯原温泉をはじめ、真庭市内には温泉がたくさんあります。
日帰り入浴ができる施設も多く、仕事帰りに温泉に行く人も多くいます

さらに、いくつかの温泉では、真庭市民は通常料金の半額で入れるというオマケ付き。

私も仕事で疲れた時はよく温泉に行っています。
風呂上がりに飲むジャージー牛乳カフェオレも最高です。

真庭市の魅力⑨関西・岡山・鳥取にアクセスしやすい

真庭市の魅力⑨関西・岡山・鳥取にアクセスしやすい真庭市は高速道路が東西南北に走っているため、関西・岡山・鳥取にアクセスしやすいです。

具体的な所要時間は以下の通りです。

  • 関西(大阪):2時間半〜3時間
  • 岡山:1時間〜1時間半
  • 鳥取(米子):1時間

意外とすぐ行けるので、車があると便利です。
私の知り合いも、休日に大阪や岡山に買い物に行く人がたくさんいます。

また、香川県にも1時間半程度で行けるので、日帰り旅行に行く人もいますね。

真庭市の魅力⑩自然が豊か

真庭市の魅力⑩自然が豊か多くの地域に共通することですが、真庭市も自然が豊かです。

市内の約8割が森林であるのに加え、市内北部は川の源流域に当たるため、水が非常に綺麗です。

四季の移ろいも美しく、1年を通して自然の豊かさを味わえます。

まとめ:真庭を訪れて魅力を感じてみよう

私が個人的に思う真庭市の魅力を10個紹介しました。

真庭市の魅力を一言でまとめると「安心・安全」だと思います。

  • 水・食料・エネルギーを自給している
  • 巨大地震のリスクが低い
  • 人のつながりが強い

もちろん、魅力の感じ方は人それぞれだと思います。

今回紹介したもの以外でも、真庭市の魅力はたくさんあります。

まずは観光やイベント等で真庭市を訪れて、自分なりの魅力を見つけてみてください。

真庭に出かける時や、真庭への移住を検討する際の参考になれば嬉しいです。

ABOUT ME
藤本一志
岡山県真庭市の移住コンシェルジュ。岡山市から真庭市に移住し、自分と同じく真庭に移住する人をサポートしている。ブログでは、移住サポート業務の中で得た移住に関するノウハウや真庭市の魅力を発信中。また、複業家でもあり、Webライター・米農家・環境学習指導者としても活動中。趣味はランニング・カメラ・鉄道旅。 詳しいプロフィールはこちら